もしAIがなかったら?――大学生の一日で実感した“AI前夜”と今の違い

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もしAIがなかったら?――大学生の一日で実感した“AI前夜”と今の違い

最終更新:2025年7月8日
※本記事は筆者の実体験と親世代・友人へのヒアリングをもとに構成しています。AIの導入効果や依存度の感じ方は個人差があるため、ご自身の環境や目的にあわせて活用の仕方を見直してみてください。

はじめに:「もしもAIがなかったら?」を想像してみる

日々、レポートから就活、情報収集や趣味の管理まで、気づけばAIツールに頼ることが当たり前になっています。

でも、ふと「もし明日からAIが一切使えなかったら…」と考えてみたことはありませんか?

今回は、あえて“AI断ち”で一日過ごしてみた体験をレポートしつつ、親世代や友人にも「昔ってどうしてた?」と聞いてみました。

いつも通りの“AI活用生活”との違いや気づき。

そして今後のAIとの付き合い方についても、率直に考えてみます。

”もしもAIがなかったら?”を徹底的に深掘りしていきましょう。

この記事でわかること
  • AIなしで過ごす大学生のリアルな一日体験
  • 親世代・友人が語る“AI前夜”の勉強や生活
  • AI導入で変わった日常と、そのメリット・デメリット
  • これからのAI活用と“依存”の境界線についての考察

“AI無し”で過ごす1日――実体験レポ

普段、何気なく使っているChatGPTやAIスケジューラーを全カット。

まずレポート課題は、Google検索と参考書だけで取り組むことに。

情報収集は予想以上に時間がかかり、「どれが信頼できるか?」を一つ一つ確かめる作業も新鮮でした。

メールやLINEの返信もAI自動返信はナシ。

ちょっとした日本語表現や英作文も自分で考えると、意外と脳がフル稼働…。

アルバイト探しも求人サイトの「おすすめAI」は見ないルールで、手作業で条件を比べることに。

一番つらかったのは、時間管理。

いつもAIにリマインドを任せていたので、うっかり提出締切を忘れそうになった瞬間、少し冷や汗…。

親世代・友達に“昔どうしてた?”インタビュー

父・イラスト
父:「昔は図書館で本を借りて、手書きでまとめてたよ」

友達・イラスト
友達:「バイト応募は電話と手書き履歴書が当たり前」「分からない英単語は辞書で調べた」


「今よりも時間はかかったけど、一度調べたことは絶対に忘れなかった」「分からないことを周りに聞く力が身についた」と、

懐かしさ半分、少し誇らしげな表情が印象的でした。

AI導入で変わったこと――自分と周囲の実感

AIを活用するようになってから、時短効果と情報の幅広さは明らかに向上。

「とりあえずAIに質問してみる」「複雑なスケジュールもサクッと整理できる」のは、もはや生活インフラレベル。

一方で、考える前に“AIに丸投げ”しそうになる瞬間も多く、「自分の頭で考えるクセ」が減っていないか、ふと不安になることも…。

“AI無し”で感じたメリット・デメリット

【メリット】
・深く調べるクセがつく
・集中力が続きやすい
・人との会話や助け合いの機会が増える
【デメリット】
・とにかく非効率、疲れる
・情報の正確さを自力で確かめる手間
・ちょっと孤独感が増す

これからのAIとの付き合い方

「AIは便利だけど、使いすぎには要注意。」

AIを使うことで見えなくなっていた部分(調べる力・考える力・周囲とのコミュニケーション)が、逆に浮き彫りになりました。

今後は「どこまでAIに任せて、どこから自分で頑張るか」を意識的に線引きしようと思います。

たまには“AI断ち”チャレンジをして、自分の「地力」を点検してみるのもアリかもですね――。

まとめ|AIがなかったら?

「AIに頼らず1日過ごす」は想像以上に大変。でも、その不便さが“考える力”や“人とのつながり”を思い出させてくれました。

読者の皆さんは、もし明日からAIが使えなくなったらどうしますか?

※本記事は筆者の実体験と親世代・友人へのヒアリングをもとに構成しています。AIの導入効果や依存度の感じ方は個人差があるため、ご自身の環境や目的にあわせて活用の仕方を見直してみてください。

※AI依存やITリテラシーで悩んだ場合は、警察庁サイバー犯罪対策ページ内閣府こども家庭庁の相談窓口もご利用ください。

この記事を書いた人

Smart AI Adoption編集部
Smart AI Adoption編集部
AI活用アドバイザー/青山学院大学 経営学部
「AI時代の“本当に役立つ”一次情報を、現場目線で。
公式発表・実体験・専門家インタビューをもとに、
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