AIスライド生成『イルシル』を実際に使って社内資料を作ってみた

AIスライド生成『イルシル』を実際に使って社内資料を作ってみた

※本記事は筆者が実際に「イルシル」を利用して作成した社内資料の体験レビューです。
使用環境や感じ方は人によって異なる可能性がありますので、ご参考までにご覧ください。

更新日:2025年9月14日

はじめに

社内稟議などの、社内において提出するスライドって、毎回けっこう大変じゃないですか?

「とりあえずパワポを開いて構成を考え…」「見栄えを整えて…」「修正を繰り返して…」と、時間も手間もかかるもの。

そこで今回は、AIスライド作成サービス「イルシル」を実際に使ってみて、

人力での作成 / Freeプラン / Personalプラン の3パターンで、”イルシル社内導入を通すための稟議スライド”(全8枚)を作成して比較してみました。

イルシルを無料で試してみる

※今ならPersonalを2週間無料体験可能

果たしてどこまで効率化できるのか?実際のスクショを交えながらレビューしていきます。

人力PowerPointだけで「イルシル稟議スライド(8枚)」を作ってみた

読者に伝わるように、まずはツール不使用=完全手作業で作成。実際の手間感を伝えるために、最小限のスクショで要点を図解します。

34分14秒総制作時間(人力)
8枚作成スライド枚数
修正:多数体裁調整/言い回し直し 等
STEP 1

構成を考える(白紙 → タイトル/目次のスケッチ)

  • 狙い:8枚構成の骨組み(タイトル/現状課題/目的/特徴/ROI/比較/スケジュール/まとめ)。
  • 決めごと:日本語の読みやすさ>装飾。後工程で崩れない余白を先に設計。
  • ここで時間がかかる:フォントサイズ/行間の基準、見出しレベルの統一。
作業メモ:白紙から始めると「余白の基準」を決めるだけで数回やり直し。のちの崩れを防ぐためにも最初に丁寧に。
白紙に近い編集画面(タイトル構築前)
最初はほぼ白紙。ここからタイトル枠や基本グリッドを決めていく。
タイトル配置の試行錯誤
タイトル周りの当て込み。行間・字間の手直しを複数回。
タイトル完成スライド
タイトル面の体裁が決まってから他ページへ展開。
目安時間(人力):約8分 — グリッドと見出し設計を先に固めると後半の崩れを減らせます。
STEP 2

本文を入力して整える(課題/目的などの中身づくり)

  • 現状課題導入目的の2枚で「なぜ導入するか」を言語化。
  • 書きながら直す:言い換え・粒度合わせ・箇条書きの並び替えが発生。
  • “行替えで見出しが折れる”現象に対し、文字サイズ/余白を再調整。
作業メモ:文章→成形→再考のループで修正が連鎖。ここが最も工数がかかりました。
現状課題スライド(人力作成)
現状課題の面。句読点や長さでバランスが崩れやすく再調整を繰り返し。
導入目的スライド(人力作成)
導入目的。語尾の統一(〜する/〜を整備する など)に意外と時間。
目安時間(人力):約18分 — 文章の粒度を合わせる部分が一番重い。ここで体裁の土台が決まります。
STEP 3

全体を仕上げる(ROI計算/比較/締め)

  • ROI試算:月30枚想定・1枚あたり20分短縮→合計10時間削減をベースに試算。
  • 締めのスライドで要点再掲&承認依頼。稟議として通る構成に。
  • 比較表は別途作成(今回は誌面都合で割愛)。
作業メモ:数式・単位・桁のミスチェック、句読点の統一まで含めて微修正が続きがち。
他の手段との比較(人力作成)
Excelを使用して、「他の手段との比較」表を人力で作成。ただの貼り付け感は否めない。
導入スケジュール(人力作成)
導入スケジュールの解説。ビジュアルでわかりやすくするためにタイムライン風に編集。
目安時間(人力):約8分 — 数字・語尾・余白の最終合わせ。仕上げ局面でも小さな直しが積み上がります。

まずはツールを使わず、パワーポイントだけで完全手作業。

実際にやってみると…

  • 構成を考えるだけで時間がかかる
  • 本文入力も何度も推敲が必要
  • デザインの統一に手間取る
  • 修正回数は多数

最終的に完成するまで 34分14秒

スライドは8枚で仕上がりましたが、提出前に何度も見返して修正を加える必要がありました。

正直なところ「これを毎回やるのは骨が折れる…」と感じました。

イルシル(Free)で「稟議スライド(8枚)」を自動生成してみた

同じ共通お題で、Freeプランだけでどこまで形になるかを検証。入力 → 構成生成 → レイアウト反映の3ステップで最短ルートを通り、完成スライドのスクショを掲載します。

9分31秒総制作時間(Free)
8枚自動生成されたスライド枚数
修正:最小主にレイアウト選択と微調整のみ
STEP 1

入力(タイトル+要件)→ 構成生成まで

  • 作成方法は「キーワードからスライドを生成」を選択。
  • タイトルは共通お題:AIスライド作成サービス「イルシル」導入に関する稟議
  • 「スライドに含みたい内容」に、稟議に必要な要素(現状課題/目的/特徴/ROI/比較/導入スケジュール/まとめ)を箇条書きで短く入力。
・現状の課題:社内資料作成に時間がかかり、品質が個人依存している
・導入の目的:作成時間1/3短縮と品質統一を狙う
・イルシルの特徴:日本語特化、テンプレ3,000種、作成時間1/3に短縮
・費用対効果:人件費月5万円削減/月額1,680円 → ROI約30倍
・比較優位性:海外AIや人力作業と比較した強み
・導入スケジュール:1ヶ月トライアル → 2ヶ月目効果測定 → 3ヶ月目以降全社展開
・まとめ:少額投資で大きな効果。承認を依頼
入力のコツ:短文+見出し語にすると、後段の「メッセージ/ヘッダー/ボディ」自動分解が綺麗に効きます。
入力フォームの画面
タイトル&要件を入力 → 「AIにスライド本文生成を指示」。
構成生成(見出し分解)
各ページにメッセージ/ヘッダー/ボディが自動で割り当てられる。
STEP 2

レイアウト候補から選ぶ → スライドに反映

  • 画面下部の「文章から提案」タブに、ページごとの適合レイアウトが並ぶ。
  • まずは現状課題/目的など“結論系”から選ぶと、全体のトーンが揃いやすい。
  • 写真枠の有無・アイコン付きなど、視線誘導が素直な型を優先。
ここでの修正は見出しの語尾/語調の統一程度。本文量はFreeでも十分に賄える。
レイアウト候補一覧
「一覧からデザインを探す」→ テキスト量に合う箱を選ぶだけ。
スライド編集キャンバス
右側の原稿を保持したままデザイン適用できるのがラク。
Free版の出力:URL共有が中心。PDF/PPTXの直接DLは有料プランで対応(現行仕様に依存)。比較目的ならURL+画面キャプチャで代替可能。
STEP 3

完成スライド(8枚中4枚を引用)ダイジェスト

自動生成後、語尾と用語統一のみ手直し。配置いじりは最小限です。

タイトル
① タイトル
現状の課題
② 現状の課題(2カラム・アイコン)
イルシルの特徴
④ イルシルの特徴(3ポイント+写真枠)
導入スケジュール
⑦ 導入スケジュール(3ステップ)
結果、完成までにかかった時間は 9分31秒。 修正はレイアウト選びと細かい調整程度で済みました。 完成したスライドは「見た目が整っていて、そのまま会議に出せる」レベル。 ただし、出力がURL共有に限られるため、PDFやPPTX形式での納品ができない のが惜しいポイントでした。

Personalプランで生成した「イルシル稟議スライド(8枚)」

FreeプランとPersonalプランの機能比較

機能 Free Personal
作成ドキュメント数 3件まで 無制限
PDF・PPTX出力 不可 可能
スライドショー時の「イルシル」ロゴ 表示 非表示
AI入力文字数 1,600文字 3,000文字
画像/PDF添付 不可 最大10枚まで可能
自社テンプレ登録 不可 可能

Personalプランで生成した稟議スライド(全8枚)

タイトルスライド 現状課題スライド 導入目的スライド 特徴スライド 費用対効果スライド 比較優位性スライド 導入スケジュールスライド まとめスライド
Personalプランは2週間無料トライアルが可能です。 実際に操作しながら、この8枚クオリティを自分の案件で試せます。

最後に、イルシルの Personalプラン(2週間無料トライアルあり) を使ってみました。

操作自体はFreeと同じなのですが、違いは明らかです。

  • PDF・PPTX形式での出力が可能
  • イルシルのロゴを非表示にできる
  • 入力文字数が3,000文字まで対応
  • 画像やPDFを添付できる

つまり「実務でそのまま使えるクオリティ」で出力されるのが大きな違いです。

実際に作成した稟議スライド(全8枚)は、8分台で完成

内容の精度も高く、修正はほぼ不要で、完成度は人力やFreeプランを大きく上回りました。

まとめ:『イルシル』の活用で何が変わる?

稟議資料を「人力」「Freeプラン」「Personalプラン」で実際に作ってみて、改めて感じたのは 作業時間・修正ストレス・完成度の差が圧倒的 だということです。

人力だとどうしても 30分〜1時間以上の時間+何度も修正 が必要で、完成しても「社内に出すのに少し不安が残る」レベル。

一方でFreeプランを使えば 10分以内・修正は最小限 に収まり、十分にスライドとして成立する品質でした。

そしてPersonalプランに至っては、 ほぼ完成形に近いスライドを8分台で作成。しかもPDFやPPTX形式での出力が可能なので、そのまま社内提出ができるレベルでした。

この違いは、実際にスクショを見比べてもらうと一目瞭然だと思います

項目 人力 Free Personal
所要時間 34分14秒 9分31秒 8分台
修正ストレス 多数 最小 ほぼ不要
完成度 △ 社内提出は微妙 ◯ 一応提出可 ◎ 即提出可能

この表を見てもらうと分かる通り、Personalプランは「本当に業務で使えるレベル」 です。

とくに「PDF・PPTX形式での出力」や「ロゴ非表示」は、実際に社内で稟議を通す上で必須の機能。

Freeプランでも試せるのは嬉しいですが、本番で戦えるのはPersonalプランだけ だと感じました。

最後に:『イルシル』でスライド作成に革命を!

「稟議スライドを自分で頑張るか?」「AIに任せて10分以内で仕上げるか?」

この選択は、日々の業務効率を大きく左右します。

Personalプランは 2週間無料トライアル が用意されているので、まずは試してみて、この「時間短縮」と「完成度」をぜひ体感してみてください。

イルシルを
今すぐ無料体験

※今ならPersonalを2週間無料体験可能

https://saa-ai-guide.com/wp-content/uploads/2025/06/manepon02.jpg

AIで“もらえるお金”を無料診断できるサービスを徹底解説!

「まねぽんは怪しい?」と不安な方へ。AIで“もらえるお金”を診断できる無料サービスの安全性・評判・使い方を実体験ベースで徹底レビュー!

この記事を書いた人

Smart AI Adoption編集部
Smart AI Adoption編集部
AI活用アドバイザー/青山学院大学 経営学部
「AI時代の“本当に役立つ”一次情報を、現場目線で。
公式発表・実体験・専門家インタビューをもとに、
信頼性のある最新AI情報・ニュースのみを厳選して取り上げます。
誤情報・煽りや偏見を排し、
信頼できるAI活用ノウハウ
社会課題の“リアルな今”を発信しています。

・すべての記事は公式リリースや公的情報を確認のうえ執筆
・内容に誤りや古い情報があれば即訂正します。

「AI×社会」の最前線を、ユーザーの実感とともに届ける“みんなのAIメディア”をめざしています。
↑ Top